こんにちは。
突然ですが私は映画を観るのが苦手です…とくに新しい映画を観ようとすることが苦手です。
理由は色々、大きい音で驚かされたくないとか大袈裟なストーリーよりショートショートの方が好きとか上映時期を忘れて終わってるがちとか余韻に一年近く浸れるから沢山見れないとか……。
まあ色々あるけど、でもやっぱ創作する人間として映画は見とけよ…と思ってるので、今年は映画をたくさん観る年にしようと決めました。
目標としては月に一本!(でも難しいと思うから12月までに12本見てればOKということにしてます。)
8月も終わる今、見た映画が4本になったので達成率は50%ですね。いける…か…??
そんな映画苦手人間による映画訓練備忘録です。観た映画と一言感想のみ。考察とかないし意図とか拾えてなくても怒らないでください…祟りに行きます。
※ネタバレしまくりですしあらすじ載せてないので見てないと分からん書き方してます、ご注意…💥
※映画苦手人間なので全体的に楽しめてない感想ばかりになっちゃった…ごめんなさい。これから頑張る。見る人が見れば絶対いい映画だと思います(雑フォロー)
1.死刑にいたる病
好み度…×
2月ごろに見たのでちょっと記憶曖昧かも。
優しそうな人間がサイコパス的な思想で…という設定が面白そうだなって思って見た。
正直自分には合わなかったな〜…!😣
人見知り&都民だからかもしれないけど、普通にあのおじさん距離感怖くない…?行ったカフェで店員がなんか気さくに話しかけてくるくらいならともかく、自分のバイト先にきて「……あ!貴女、いつもうちの店に来てますよね!バイトお疲れ様です」とか何度も言われたらさ、なんで覚えてるの?なんで声かけたの??ってマジで怖くて二度と行かないと思うんだけど……。(しかもその子は女子高生。高校生の時にそんな距離感で近づいてくるおじさん嫌過ぎるだろ…)
所謂「このおじさんは普段は明るくていい人にしか見えませんでした」のターンが全て「え…?距離感キショくない…??嫌過ぎですけど…?」という感想になってしまったから全部の受け取り方が製作陣の想定と違ったのかも。
作中ずっと主人公くんに優しくしてた女の子も、いい子…みたいな書かれ方してたけど、彼女に呼ばれて行ったサークル飲み会で、時間変更も教えず笑い物にされてる時に全然フォローしない子が優しい訳なくない…?と私は感じたな…。多分製作陣の「優しい人」像が私とあまりに合わない…。
でも冒頭に意味深に映ってた手から白い花弁のようなものが舞い散るシーン、後半もう一度出てきた時に「これ爪じゃん!!!!」て気付いた時は結構楽しかった。
なんだこのシーン?綺麗だね?って思ってたのに、爪じゃーーん!!!!!!!ってテンション上がった。赤いのが血なのは分かってたけど爪には見えなかったな〜〜あれは大好き。
2.刀剣乱舞 黎明
好み度…⚪︎
え、それあり?って言わないで!!訓練!!映画苦手の訓練なので!!!!
オタク的なことは一旦全部置いて映画として見たら、まあまあ面白かったしまあまあよく分からんかった(正直)
刀側ではない人間側の事情がだいぶメインだったけど、その事情にそこまでの共感がなかったので……あとなんか、ちょっと気恥ずかしくなる演出だったかも、個人的に…。
でも刀剣男士達の演出とか殺陣を魅せるぞ!という感じは結構好きだった。
話題になってた長谷部と夜行バスで向かうギャルちゃんもめちゃくちゃに可愛いかった…!!てか仮の主達がみんないい味だったから敵の子よりそっち見せて欲しかったな…!
これはラストネタバレですが、鶴丸(推し)が急に出てきておったまげたけど出方が面白くてじわじわきたシーンです☺️当時見終わって即描いたやつ。
ちなみに4月に見てたらしい。月一映画とは…?
3.エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
好み度…△?⚪︎?
これは4月に、知り合ったばかりの人におすすめだから一緒に見ようと押されて見に行った映画。
一言でいうとな、なんだったんだ…?て感じ。めちゃくちゃ長く感じたけど2時間19分らしい。映画見なさすぎて長いのか短いのかわからん🙄
テーマとしては、いろんな輝かしい可能性もあったけど、最愛の家族がいて地道に頑張っているこの選択をした人生が1番だね…みたいな感じ…なの、かな??
中盤〜終盤の怒涛の展開は面白く感じたし、主人公と娘が石になって会話してるシーンの急な静かさとかは演出として結構好きだった。
序盤が…どうしてもちょっとかなり退屈だったかも…しれない…!!
「なるほどね、そういう世界線でそういう設定の映画ね!」と思えるのがだいぶ後半なので、ずっとイライラしたおばさんの奮闘記見てる感じが困惑しちゃったかも。
映画の世界観わかった上で見直したら違うのかも。2回は見た方がいいタイプの映画なんだろうなーって思うけど、もう一回行くほどじゃ…ないかな…?
でも後半面白いとは思ったんよ!ほんとに!
テーマにある家族の愛さえあれば何でもできる!みたいなものがちょっとだけうーん?って思うけど(これは思想の問題)、でもこの家族の場合は話し合うことができていい方向に進んでいってよかったと思った。
ただ一緒に行った人間がボロボロに泣きながら「僕はこれで人生が変わる心地がした…自分の人生も後悔がいっぱいで諦めた夢もあって……でも今を頑張ろうと思ったんだ😭😭😭」と言ってたので、そ、そんなに…!?とは感じた。笑
ちなみにそいつのいう「諦めた夢」は「幼稚園の頃は新幹線の運転手になりたくて、中学の頃は〜」みたいなやつでした。なに?
(映画の感想ではない)
4.オオカミの家 / 骨
好み度…⚪︎
好み度…◎◎◎
予告前から楽しみにしてたので、8月中に観に行けて良かった!
映画の前に、見に行ったのが渋谷にある「シアター イメージ・フォーラム」という映画館だったんだけど、こういった小規模な映画館初めてでめっっっっっっちゃ面白かった…!!!😭😭😭😭
地下ライブ会場に似てる雰囲気かも。チケット買って地下に降りて…っていう感じが似てる。
始まる前のアナウンスも、ドアの開閉も人力感あって最高…上映前のCMも面白そうなのばっかでこれは私にとって正解だったかもしれない。
またここに来よう、他の小さな映画館も調べよって決めた。
肝心の映画は、先に短編の「骨」からだったんだけどそれがマジで好み過ぎて大暴れでした。最高最高最高。
ホラーと聞いてたのでかなりビビりながら向かったけど、全然怖くなかった!強いて言うなら不気味で不謹慎で狂気的。でもそういうのかわいい〜✨✨って思うタイプなので本当にずっとかわいいだけだった。
映画の設定(1901年に作られた映画のフィルムが発掘されたので修復して上映します…という)も良い。本当にそうとしか思えないくらい趣があった。
骨が動き出して本来とは違う位置で収まり、それを女の子がパチパチ拍手しながら見守るシーンとか、積まれたバラバラの骨に復活の儀式をしたらバラバラのまま肉塊が付いてきたところとか……もうとにかく最高😭😭😭
生首に首輪つけて「そっちじゃないよ〜」みたいにぐいぐい引っ張ってたとこも可愛かった😢🤍
これはファンアート……とりあえず描き殴ったけどまだまだ全然描きたい…好き作品でした(T . T)
次いで本編、オオカミの家。
こっちもすごく面白かった!!
画面が目まぐるしく変わる様子とか、同じ画角で壁のアートの動きによって主人公マリアが移動してるように魅せるとことか、「映像作品」としての面白さがとてもあった。
壁に描かれてた豚が床に侵食するのとか、身体が首からじわじわと出てくるシーンとか…。
ストーリーも、前提条件(実在するとあるカルト犯罪集団が作った子供向けプロパガンダ映像…という設定)も面白いし、えっ?と思う展開も「なるほど、洗脳用の映像だもんな…」と納得できる。
…が!私は、後半画面酔いがすごかった…です…!!!😭😭😭😭
話も映像も面白かった分、後半少しずつ気分悪くなるのが悔しかった…カメラが止めどなく動くのと古いストップモーション特有の明度変化のチカチカが多分だめでした😢くやし〜…。
パンフレットも買ったけど、これはパンフレット…ないし元ネタをしっかり見てからの方が楽しめたタイプかもしれんなって思った。
さっき書いた前提条件は見ながらでも「…なんかおかしそうだな…?」と察することは出来るが最後まで確信は持てないままだし、そのコミュニティの本来の姿を読んでようやくわかった箇所も結構あったので…。
もう一回観に行こうかなーーーでも酔いだけはどうしようかなー😭
あと途中、ちょっと退屈に感じるターンもあった…話がどう転んでいくのか予想が出来ない分まだこんな感じが続くの…?って。
後から調べたけど「骨」は13分、「オオカミの家」は74分らしい。個人的には30〜40分でもちょうど良かったかも……でもこれは私が短編が好きな人間だからかもしれない…!💥💥
円盤がもし出たら家で作業しながら一日中見てたいな…。
とりあえず以上です。
果たしてあと4ヶ月であと8本見れるのか…?!あともう少し映画好きになりたい(書いててネガティブな感想多過ぎて申し訳なくなった)。マジでこれは映画を観る筋肉が未発達なだけだと思うから、映画自体は全部きっといいものなんだと思うよ……もう少し楽しみ方掴めるように頑張るます。💪
長くなっちゃった。
終わりますありがとうございました!